デッキパッドは、サーフボードのデッキ(足をつく面)で後ろ足が滑らないようにするために使用します。
サーフボードを購入した時は、ワックス(前足の滑り止め用の蝋)が付いていない状態で最初にデッキパッドを貼ります。
前足を置く位置にはワックスを使用する方が多いですが、ワックスの代わりに貼る「フロントデッキパッド」もあります。
デッキパッドはサーフボードを購入する時に、サーフショップで貼ってもらうのが失敗もなくておすすめです。
ネットでサーフボードを購入し、自分で貼る場合には貼り方や注意点に気を付けて貼りましょう。
デッキパッドの貼り方は動画でも解りやすく紹介しております。
機会は少ないですが、剥がし方や剥がれた所の再接着方法についても紹介しております。
デッキパッドはサーフボード自体の性能には影響がなく、
デッキパッドの良し悪しは個人のグリップ感やフィット感等の感覚的な部分が大きいです。
気に入ったおしゃれなデザインや好きなサーフブランドから選ぶのがおすすめです。
最後におすすめ人気ランキング商品も紹介しておりますので、デッキパッド選びにお役立てください。
サーフグッズ紹介
デッキパッドの役割・位置・貼り方・剥し方&おすすめ人気ランキング9選
【目次】
デッキパッドの役割は、後ろ足をサーフボードに置く時に滑らないようにするためにあります。
また、テールに近い所には「キックテール(通称:キック)」と呼ばれる盛り上がった所があり、
より鋭いターンの時にはこの「キック」に足をかけて軸にして踏み込む役割もあります。
(上級テクニックとして、「ステップバック(後ろ足の位置を後ろにずらす)」する時にキックに引っ掛けます。)
前足を置く位置には、ワックスを塗るのが一般的ですが、
ワックスを塗る手間を省くために前足を置く位置に貼る「フロントデッキパット」もあります。
デッキパッドの種類は、大きく分けて「分割型」と「一体型」があります。
「分割型」はテールの幅に合わせることができ、様々なテール形状のボードがある現在は「分割型」が主流で、
中でも「3ピース」と言われる3分割タイプがほとんどです。
デッキパッドはサーフボード自体の性能には影響がなく、
デッキパッドの良し悪しは、個人のグリップ感やフィット感等の感覚的な部分が大きいです。
デッキパッド選びは、気に入ったおしゃれなデザインや好きなサーフブランドから選ぶのがおすすめです。
サーフボードのデザインを邪魔しないように、単色を選ぶ方も多いです。
フロントデッキパッドは、前足を置く位置にワックスの代わりに使用する滑り止めです。
前足を置く位置にはワックスが主流となっていますが、様々な理由から使用している方も多くいます。
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フロントデッキパッドとワックスのどちらが良いかは賛否両論あり、個人の使用感によるのでどちらが良いとは言い切れません。
個人的な感想では、ちょっとベタベタする位の柔らかいワックスが一番グリップ力が高いと思います。
しかし、季節外れのワックスを使用してカチカチの状態よりはフロントデッキパッドの方が断然グリップしてくれます。
1海に着いてからのワックスがけが無くなって楽
2季節に合わせたワックスの準備がなくなる
3ウェットにワックスが付かない
4ボードケースへの入れる向きを気にしなくていい(デッキカバーを使う必要が無くなる)
5暑い車内にボードを置いていてもワックスが溶ける事がない(サーフボードとボードケースが張り付かない)
6車のシートや家の壁や床にワックスが付く心配がなくなる
7ワックス独特の匂いがなくなる
1初期費用がかかる
2貼り直しができない、まれに剥がれることもあり再度購入が必要な場合もあります
3デッキパッドとウェットスーツが擦れてウェットにダメージがかかる場合があります
4ボードのデザインが見えなくなる
5使用感については個人差がありますが、ワックスの方がグリップ力がいいと言う方もいます
6ドルフィンでボードを掴む時に滑るので、結局はノーズ付近に軽くワックスを使用する
デッキパッドを貼る位置は、デッキパッドのエンド部分(キックテール(通称:キック)と呼ばれる盛り上がった所)と、
リーシュカップ(リーシュコードを繋ぐ所)との隙間が数mmになるようにギリギリに貼ります。
デッキパッドの多くはキック部分の真ん中がリーシュカップ用にくぼんでいるので、その部分をカップに合わせます。
リーシュカップぎりぎりに貼ることでボードの一番後ろを踏み込めるので、ボードの回転性が向上します。
最初に裏のシートを剥がす前に、デッキパッドとフィンカップが重ならないように慎重に位置を決めましょう。
分割型で3ピースの場合は、両サイドのデッキパッドの位置がサーフボードのレール形状に合うように広げて調整します。
レールが湾曲している所(レールギリギリ)に貼ると剥がれやすくなるので、レールの2~3cm位内側に貼りましょう。
デッキパッドの貼り方は、動画を見ていただくと一番イメージしやすいと思いますので、下記動画を参考にしてください。
プロサーファーが解りやすく解説しております。
注意点は、貼る前にしっかりとボード側の汚れや油分をふき取っておき、貼る時は端から空気が入らないように貼っていく事です。
最後に全体をしっかりと押し付け、デッキパッドの角部分とキック部分は特に念入りにピッタリと貼り付けます。
【プロサーファーがサクッと教えます!】デッキパッチの貼り方(5:12)株式会社ちゃいちゃい
【デッキパッド】貼る位置と貼り方の気を付けるポイントとは?(9:32)KumeBro's 2nd
デッキパッドの剥がし方も動画を見るのが一番わかりやすいと思いますので、下記動画を参考にしてください。
デッキパッドを剥がす時は、まずはドライヤーでしっかりとデッキパッドを温めて、ノリを柔らかくして剥がしやすくします。
スポンジ部分の端から引っ張って剥がしていきます。
次に、残った糊にワックスリムーバーを塗り、ティッシュ等で覆います。
更に上からワックスリムーバーを塗り、しっかりと浸します。
10分程度待つと糊が溶けてくるので、ヘラ等で削り落とします。
最後にティッシュ等でワックスリムーバーを拭き取って完了です。
剥がれた所の補修で接着剤を使用する時は、ゴム系のボンドがおすすめです。
瞬間接着剤を使用するとカチカチになってしまい、後からきれいに剥がす事ができなくなるのでおすすめできません。
【サーフボード】デッキパッチの剥がし方&剥がれた時の対処法【HOWTO】(6:43)EST SURF
残った糊の除去方法、少し剥がれた時の接着の仕方
デッキパッチの剥がし方講座!!(5:47)マカシーTV
今回の動画は、サーフボードについているデッキパッチの剥がし方を紹介します。デッキパッチの張り替えをする方にはオススメです。
ワックスリムーバー
動画でも使用されている「DECANT」のワックスリムーバーです。
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ワックスリムーバー
こちらは便利なスプレー缶タイプです。
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ワックスを剥がす時の「スクレーバー」を使うと残った糊を削り落としやすい
適度な硬さのプラスチック素材でボードを傷つけにくく、取っ手があり持ちやすくておすすめです。
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デッキパッドのおすすめ人気ランキング商品を紹介しています。
人気はやっぱりサーフボードのデザインに合わせやすい黒色ベースのデッキパッド。
お気に入りのおしゃれなデザインや、好きなサーフブランドから選ぶのがおすすめです。
1:クリエイチャー
人気の高い「クリエイチャー(CREATURES)」の3ピースのデッキパッドです。
サーフボードのデザインを邪魔しないスタンダードでシンプルなデザイン。
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2:クリエイチャー
人気の高い「クリエイチャー(CREATURES)」の3ピースのデッキパッドです。
サーフボードのデザインを邪魔しないスタンダードでシンプルなデザイン。
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4:ダカイン
おしゃれなデザインが人気の「ダカイン(DAKINE)」の5ピースのデッキパッドです。
1979年にハワイで誕生し、リーズナブルでハイクオリティな製品を追及し続け、世界のトップサーファーからも支持されるブランドです。
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5:スレーターデザイン
生きる伝説ケリースレーターが、より親しみやすい素材で品質にすぐれた製品を開発。
「デザインされたこのパッドには、自然の運用という意味だけではなく、我々の生活における、再生不能な油の使用量を減らし、CO2の隔離にも役立っている。」海の将来の事を継続的なテーマとして環境問題に取り組み作られたデッキパッド。
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6:ゴリラグリップ
速乾・最軽量のEVA素材、強度の高いグルーを使用するなど、機能性においてもこだわり抜かれた「ゴリラグリップ(GORILLA GRIP)」のデッキパッドは、世界中で多くのサーファー達から支持されています。
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7:OCEAN&EARTH
オーストラリアで40年以上続く老舗のサーフアクセサリーブランド「OCEAN&EARTH」のデッキパッド。
人気の五十嵐カノア選手も愛用し、信頼されるサーフブランドです。
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8:チャンネルアイランズ
世界のトップブランド「チャンネルアイランズ(CHANNEL ISLANDS)」のデッキパッド。
1969年以来、チャネルアイランズサーフボードは、革新的なデザインとオリジナリティを基本姿勢としながら、パフォーマンスとクオリティの向上に一生懸命努めてきました。
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9:無地の販売元オリジナルブランドですが、粘着部は多くの一流ブランで使われている3M社製を採用しています。
機能面でも多くの方がその品質に満足で高評価を得ている人気の商品です。
シンプルなデザインとスタンダードな3ピースの形状をしていて、サーフボードのデザインの邪魔をしないのでおすすめです。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
当ページが皆様のサーフィンライフのお役に立てれば幸いです。
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