離岸流とは（仕組み・見つけ方）
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離岸流とは、（海岸に打ち寄せる波とは反対に）海岸から離れていく流れの事です。
読み方は「りがんりゅう」です。英語では「リップカレント」「Rip current」と言います。
サーファーは「カレント」と呼び、この流れに乗って上手に沖に出ます。
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①離岸流とは
浜辺には色々な流れがあって、特に沖に向かう流れ（離岸流）が危険！
離岸流（リップカレント）とは、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れのことをいいます。
離岸流の流速は、毎秒２ｍに達する事もあります。
（毎秒２ｍはオリンピックの水泳金メダリストが泳ぐ早さとほぼ同じです。毎秒２ｍ＝時速7.2km）
（歩く速度の平均は、毎秒1.1ｍ＝時速4kmと言われます）
②離岸流の仕組み
離岸流はどこで起こる？
発生しやすい海岸
・近くに人工構造物があるところ
・波が海岸に対して直角に入る海岸
・海岸が外洋に面しているところ
・遠浅で、海岸線が長いところ
③離岸流の見つけ方
代表的な離岸流の発生例
④離岸流に流されたらどうする？
１：あわてず落ち着く（パニックにならない）
２：可能であれば、まわりの人に流されていることを知らせる
３：岸と平行に泳ぐ（岸に向かって泳がない）（流れに逆らって泳がない）
４：沖向きの流れから抜け出せたら・流れを感じなくなったら、岸に向かって泳ぐ
※離岸流の範囲は狭いため、それを抜けると沖に流されなくなる。
５：泳ぎに自信のない方は、無理に泳ごうとせず浮くことに専念する
⑤海のもしもは「118番」
海上保安庁への連絡は、局番なしの「１１８番」です。
次のような場合に通報してください。
・海難人身事故に遭遇した、または目撃した。
・油の排出等を発見した。
・不審船を発見した。
・密航・密輸事犯等の情報を得た。 など。
以上の場合において、「いつ」、「どこで」、「なにがあった」などを簡潔に落ち着いて通報してください。
なお、加入電話、公衆電話、携帯電話、PHS、船舶電話などから利用できます。
⑥海で遊ぶ時の注意点
・当日の天気予報を確認し、無理な日程で泳がない。（無理して流される人が多い）
・監視員がいる海水浴場を選ぶ（遊泳禁止区域で泳がない。）
・波が高い時には、海に近づかない。
・堤防や突堤等の構造物付近では、泳がない。
・子供から目を離さない。子供は必ずライフジャケットを着けましょう。
・複数人数で行動し、砂浜等で休憩中の方は、海に入っている仲間を注意して見るようにする。
・飲酒後や体調の悪い時には、海には入らない。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
当ページが皆様のお役に立てれば幸いです。🐬
参考リンク
離岸流とは（海上保安庁 第一管区海上保安本部 海洋情報部）
海の安全教室（海上保安庁 第一管区海上保安本部 海洋情報部）
海水浴シーズン到来！！ 離岸流に注意しましょう！（海上保安庁 第九管区海上保安本部 海洋情報部）
海の｢もしも｣は118番（海上保安庁）