【サーフィン・ウェットスーツ】

ウェットスーツの種類と選び方

&使用時期と適正水温の目安



サーフグッズ紹介-ウェットスーツの種類と選び方&使用時期と適正水温の目安-サーファーズオーシャン

ウェットスーツの種類は、季節や海水温に応じて様々な形があります。

 

ウェットスーツを購入の際は、使用時期や適正水温を目安に、サイズに注意して選びましょう

 

家で準備する時には、海上保安庁が提供する「現在の表面水温図」が参考になります。

現在の海水温と、ウェットスーツの適正水温を照らし合わせて選びますが、天気や風の強さで体感温度は変わってきます。

準備の際は、海水温・外気温・天気・風の強さを総合的に見て判断しましょう

 

曇りの時・河口付近で入る時・やせ型の方は一段階上の温かいウェットがおすすめです。

 


サーフィン・ウェットスーツ紹介

ウェットスーツの種類と選び方

&使用時期と適正水温の目安

 

【目次】

①ウェットスーツの種類

②ウェットスーツの選び方

③ウェットスーツの使用時期の目安

④ウェットスーツの適正水温の目安

 


①ウェットスーツの種類

画像をクリックすると各詳細ページに移動します。

は、海水が冷たく気温が暖かいため、シーガル(半袖長ズボン)やジャージフルスーツ(長袖長ズボン)。

 

は、海水も気温も暖かいため、サーフパンツ(トランクス)やラッシュガード(擦り傷・日焼け防止)、ベスト(ノースリーブ型)やタッパー(Tシャツ型)、スプリング(半袖半ズボン)等。

 

は、海水は温かく気温が寒いため、ロンスプ(ロングスリーブスプリング)(長袖半ズボン)やジャージフルスーツ(長袖長ズボン)。

 

は、海水も気温も冷たいため、セミドライスーツ

寒さによって冬用サーフブーツ・冬用グローブ・ヘッドキャップを追加していきます。

 

極寒地では、ブーツが一体になって完全に水が入ってこないドライスーツを着用します。

ドライスーツは中に空気を含んでいて、水中で誤って体が逆さになり足に空気が溜まると元の体勢に戻れなくなる事もあり、使用の際は注意が必要です。

 

その他にも、ノンスリーブで動きやすさを重視したショートジョン(ノンスリ半ズボン)やロングジョン(ノンスリ長ズボン)等があります。

 

 

ワセリン・ウェットボンド

ウェットスーツの擦れ防止に効果的なワセリンは、特に擦れやすい「首・脇・股」に塗って使用します。

ワックス等と一緒に車に常備しておきましょう。

 

ウェットスーツのリペア(修理・補修)にはウェットボンドを使用します。

ウェットスーツは消耗品です、繰り返し使っていると裂けたり・穴が開いたりします。

長く使用するためにも、小まめにリペアしましょう。

 

リーフブーツ

リーフ(サンゴや岩場)の上を歩く時や、海に入る所が岩場や貝類が密集している所で足を切って怪我をしないようリーフブーツを履きます。

浅瀬まで波に乗り過ぎて、水深がスネ位しかない所に飛び降りると足の裏を切ったり、ゲッティングアウト(パドリングでブレイクポイントに向かう事・沖に出る事)の際に浅瀬を歩いていると、サンゴや岩の間に足が挟まって怪我をする事等があります。

リーフブーツを履いていると、車からサーフポイントまで安心して歩けて、波打ち際でも海底の岩を踏み込める等、便利でおすすめです。

リーフブーツは季節を問わず用意しておくのがおすすめです。

 

ウェットスーツの素材

タッパー・ベスト・スプリング・ロンスプ・シーガル・フルスーツ等は、主に「ジャージ素材」を縫製してできています。

ジャージは素材から水がしんなりとしみ込んできますが、伸縮性があり動きへの影響は少ないです。

 

セミドライ・ドライスーツ・グローブ・ヘッドキャップ等は、主に表面が水を通さない「スキン(ゴム・ラバー素材)」、裏面は「起毛素材」でできているものが多くとても暖かいが、素材自体が硬く伸縮性があまりないため動きを制限します。

 


②ウェットスーツの選び方

ウェットスーツを購入の際は、使用時期や適正水温を目安に、サイズに注意して選びましょう

③ウェットスーツの使用時期の目安」の表を参考にしてください。

 

家で準備する時には、海上保安庁が提供する「現在の表面水温図」が参考になります。

④ウェットスーツの適正水温の目安」の表を参考にして選びましょう。

 

 

最初にそろえるべき3種類のウェットスーツ

初心者の方が最初に用意するウェットスーツは、サーフィンを始める時期により変わってきますが、

スプリング・2/3mmフルスーツ・セミドライスーツ」の3種類がおすすめです。

 

夏にサーフィンを始めたら、9月頃にスプリングを用意して、

10月頃に2/3mmフルスーツを用意して、

11月頃にセミドライスーツを用意すると、

(その後冬はお休みするとして)

春からまたセミドライ・2/3mmフルスーツ・スプリングと夏まで使用できます。

 

時期によって、多少は暑かったり・寒かったり、調節がしにくい部分はありますが、

この3種類があれば何とか1年を通してサーフィンが可能です。

その後サーフィンを続けていく中で、少しずつ間のウェットスーツを足していけばいいかと思います。

 

 

エリア別の波情報

地域別に、海水温・外気温・天気・風の強さ等をまとめてご紹介しております。是非こちらもお役立てください。

サーフィン波情報27

③ウェットスーツの使用時期の目安

サーフグッズ紹介-ウェットスーツの使用時期の目安-サーファーズオーシャン

ウェットスーツの種類によって使用する時期は変わります。上記の表を参考にウェットスーツを選びましょう。

関東・関西・四国・九州・沖縄・北海道・日本海等の地域別によっても、使用する時期は変わります。

 

(上記の表は「湘南・静岡・伊良湖・伊勢等」の関東・東海地域を対象にしております)

 


④ウェットスーツの適正水温の目安

サーフグッズ紹介-ウェットスーツの適正水温の目安-サーファーズオーシャン

8℃以下=極寒地の真冬=ドライスーツ

15℃以下=1・2・3月真冬=ブーツ・グローブ・ヘッドキャップ

8~15℃=12~4月冬=セミドライスーツ

15~18℃=4・5・12月冬=3/5mmフルスーツ

17~20℃=5・6・11月春秋=2/3mmジャージフル

20~22℃=10月秋=ロンスプ

18~20℃=6月春=シーガル

20~25℃=7・9月夏前後=スプリング

22~25℃=8月真夏前後=ベスト・タッパー

25℃以上=8月真夏=トランクス・ラッシュガード

 

家で準備する時には、海上保安庁が提供する「現在の表面水温図」が参考になります。

現在の海水温と、ウェットスーツの適正水温を照らし合わせて選びますが、天気や風の強さで体感温度は変わってきます。

準備の際は、海水温・外気温・天気・風の強さを総合的に見て判断しましょう

 

現在の表面水温図(海上保安庁)

ウェットスーツ選びの参考に。曇りの時・河口付近で入る時・やせ型の方は一段階上の温かいウェットがおすすめです。

表面水温図(海上保安庁)

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

当ページが皆様のサーフィンライフのお役に立てれば幸いです。

 


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